メディアの未来

 

f:id:TimeTraveler:20100101000000j:plain

新聞は、無駄を省いて優れたコンテンツの作成とネット配信に特化しないと、10年経たないうちに消滅するだろう。

記事をネットで飛ばせばいいものを、特注の紙に、専用の工場で印刷して、トラックで販売所に運び、販売所の人間がバイクや自転車で、毎日一軒一軒配達するという時代錯誤。しかも、こうした手間は、記事の内容とは全く無関係。生産性度外視の古典的ビジネスモデルのまま。

株式や為替など、情報への瞬時のアクセスが不可欠な現代。一日経った情報に何の価値があるのか。スーパーの総菜だって、一日経ったら値引きが当たり前。それでもまだ、鮮度の落ちた総菜は食べることができる。鮮度の落ちた情報とは比較にならない。

新聞ばかりではない。週刊誌や月刊誌紙などの、紙に情報を印刷して販売する古典的なメディアは、間違いなく駆逐される。紙媒体の情報はエネルギーと資源の無駄い。重くて破れたり汚くなるうえに保管に場所をとる。そのうえ、紙媒体のままでは、情報を検索しようにも、検索エンジンすら使えない。不便きわまりない。この現代に「荘厳なアレキサンドリア図書館のパピルスの蔵書」なんてコンセプトは無用の長物。

おそらく、テレビというメディアも、10年経たないうちに、有料化に成功したネットワーク数社に淘汰されるだろう。

今のテレビは20%の視聴率がMax。それも限られた番組だけ。普通はMax10%というところだろう。最近では、高視聴率の番組といえはニュースばかり。ドラマやバラエティなどの栄華を誇っていた芸能娯楽番組は10%にも届かない。

斜陽化しているこの国で、テレビだけが、メイド・イン・ジャパンは凄い、大田の町工場は世界一だとか、東大王などと、島国根性丸出しの井の中の蛙のまま。未来のために国を挙げて、拡大する格差を止めようとしているのに、セレブや芸能人、スポーツ選手の金持ちぶりをアピールするくだらない番組の垂れ流し。テレビの中だけは、未だに30年前のバブルのまま。こんなメディアに未来はないだろう。