日本もいい加減に目を覚まして 国益のために 黄昏の西側諸国を 上手く利用する 新興国の側に回らないと ウクライナのように 西側諸国の鉄砲玉に仕立て上げられるかもしれない

今からわずか8年後の「2030年の世界GDPランキング予測」を見て、改めて驚かされた。ランキングは次の通り。

中国

アメリ

インド

日本

インドネシア

ロシア

ドイツ

ブラジル

メキシコ

イギリス

フランス

トルコ

サウジアラビア

韓国

イタリア

イラン

スペイン

カナダ

エジプト

パキスタン

ナイジェリア

印は現在のG7のメンバーだが、「2030年の世界GDPランキング予測」を見る限り、この先もイギリス、フランス、イタリア、カナダがG7のメンバーなんて有り得ないだろう。

ドイツだってギリギリG7と言うところだ。

NHK紅白歌合戦じゃあるまいし、過去の栄光だけが売りの現在のG7のメンバーのままだったら、世界から総スカンだろう。

G7と言う名前を残したければ、イギリス、フランス、イタリア、カナダにはお引き取り願うしかない。

そればかりではない。イギリスとフランスには国連の安全保障理事会常任理事国からもお引き取り願うしかないだろう。

ロシアのウクライナ侵攻に対して、日本の専門家たちは、ロシアのGDPは大したことはないので、すぐにロシア経済は破綻すると言っていた。

これを聞いて、学者がなぜ貧乏なのかその理由がよく分かった。経済オンチなのだ。

現在のGDPだけを見て、将来を予測するなんて子供レベルだろう。

日本と同じように資源が無く少子高齢化に苦しむ欧州諸国と、人口が多く年齢的にも若い資源大国のアジア、アフリカ、中東の新興国とでは、経済成長のスピードが違うのだ。

これからの10年は、新興国による逆転に次ぐ逆転の世界となるだろう。

トルコがEUNATOを牽引するようになっているかもしれない。

だからトルコのワガママが通るのだ。

失礼を顧みずに言ってしまえば、ノルウェーやスエーデンやフィンランドEUNATOに入ったからと言って、世界の体勢に全く影響はないと言うことだ。

それどころか、黄昏の西側諸国が、このまま後先考えずに加盟国を増やして、さらにウクライナを本気で支援していたら、10年も待たずに世界のお荷物に成り下がるだろう。

日本もいい加減に目を覚まして、国益のために黄昏の西側諸国を上手く利用する新興国の側に回らないと、ウクライナのように西側諸国の鉄砲玉に仕立て上げられるかもしれない。