自由と民主主義を愛する西側諸国の時代は 終焉を迎えようとしている それなのに 日本人は未だに 西側諸国を過大評価しまくっている 目を覚ませ

バイデン大統領、ジョンソン首相の不人気の理由がよく分かる。

アメリカ人やイギリス人にしてみれば、ウクライナは元々、ソ連として西側諸国と敵対してきた国。

そんなウクライナが、突然「自由と民主主義」の国家になったからと言って、国益度外視で支援するなんて理解不能だろう。

日本人もよく考えて欲しい。

日本人が愛してやまない西側諸国は、遅かれ早かれ経済競争で新興国に太刀打ちできなくなるということを。

世界地図を見ればよく分かる。

アメリカ、カナダを除く西側諸国は、ヨーロッパの狭い地域にひしめく小国の集団。

その昔、アフリカやアジア、中東を植民地にして大国にのし上がったとんでもない国々。

ところが、自分たちのイデオロギーである「自由と民主主義」を世界に普及させ過ぎたおかげで、皮肉にも元の小国に戻ってしまった。

それなのに、いまだに過去の栄光を忘れられずに、世界のリーダー気取り。

今や世界のお荷物かもしれないのに。

そんな西側諸国だって、ようやく現実に目覚めて、「自由と民主主義」で敵味方を区別する時代錯誤なイデオロギーを捨てて、「国益最優先」に転換し始めている。

だから、ジョンソン首相が不人気になったのだろう。

いずれにしても、西側諸国は、生き残るためにプライドをかなぐり捨てて、新興国に土下座しなければならなくなる時代が来るかもしれない。

最早、世界の勢いは、中国、インド、インドネシア、ブラジル、ロシア、メキシコ、トルコ、サウジアラビアなどに移りつつあるからだ。

それなのに日本人は、未だに西側諸国を過大評価しまくっている。困ったことだ。