経済力で日本を追い抜いて行くのは 西側諸国ではなく インドやインドネシア ブラジルやロシア メキシコなどの国々だと言うことを 肝に銘じるべきだろう

日本は、いつまで西側諸国の子分で居続けるつもりなのか。

確かにアメリカは世界1位の経済大国。しかし、それも後わずか。

それどころか、アメリカ以外の西側諸国なんて、どこもお先真っ暗。心配しなくても、日本には永久に追いつけない国々ばかりなのに。

少なくとも西側諸国の中でナンバー2の日本が、アメリカ以外の西側諸国に、いつまでもペコペコする必要なんてないだろう。

経済力で日本を追い抜いて行くのは、西側諸国ではなく、インドやインドネシア、ブラジルやロシア、メキシコなどの国々だと言うことを肝に銘じるべきだ。

とにかく日本人は、もう少し将来の世界の勢力図を頭に叩き込んだ方がいい。

日本のメディアや一部の専門家は、ロシアが、ウクライナ侵攻に失敗して弱体化してくれれば万々歳らしい。

西側諸国の情報を鵜呑みにしている連中らしいノー天気な発想。

しかし、ロシアが弱体化しなかったらどうするのか。それどころか、対ロシア経済制裁が失敗して、西側諸国の方が弱体化するシナリオだって十分にあり得るのに、そんなことは考えてないようだ。

最近の日本は、西側諸国が提供する情報を鵜呑みにし踊らされているようで心配だ。

そこへいくとアメリカは凄い。自分たちが作った情報で世界をコントロールしようとしている。

そんなアメリカのことだから、ある日突然、手のひらを返すように西側諸国を見捨てるかもしれない。

ロシアのウクライナ侵攻に対するアメリカの対応が、分かりにくい理由もそのあたりにあるのかもしれない。

いずれにしても「大国」と言うのは、平和より国益重視。そのおかげで大国にのし上がったのだから当然だろう。

そんな大国が跋扈している限り、平和への道のりは遠い。

しかも、悲しいことに、その道のりで犠牲になるのは、大国の力関係などとは無縁の「庶民」ばかり。あまりにも辛過ぎる。

日本人もそうならないように心すべきだ。