ガラパゴス言語となった日本語を見切って 英語を公用語とするときが来たのかもしれない

シャープが社内公用語を、1年後に英語にすると公表した。

国際企業に相応しい素晴らしい経営判断だと歓迎されるかと思いきや、記事に対するコメントは批判ばかり。

日本人は、米英が大好きで、英語も大好きな国民だと思っていたが、そうでもないらしい。

記事のコメントから見えてくるのは、世界では全く通用しないガラパゴス言語の日本語で、世界と渡り合えると考えている日本人が多いということだ。

日本が落ちぶれれば落ちぶれるほど、日本人は内向きになって、「日本凄い」と念仏のように唱えている。

英語ができない人間にそのような傾向が顕著になるのが、おもしろい。

前置きはこのくらいにして、シャープの英語公用語化に話を戻そう。

だいたいシャープは、最早日本企業ではなく台湾企業。

そもそも日本人が文句を言う筋合いではないだろう。

台湾企業シャープが、社内公用語台湾語ではなく英語にしてくれただけでも、日本人社員にとっては有り難いことだろう。

海外での仕事が多かった経験から言うと、英語ができないビジネスマンは使い物にならないというのが正直な感想だ。

観光と違い、国際ビジネスでは英語ができないとどうしようもない、お手上げ状態になる。

考えてみれば、英語しか使えないアメリカ人やイギリス人なら、母国語だけで通用する世界なんて、とんでもなく不公平で不平等。

しかし、今さらそんなことを考えたところで後の祭り。ご先祖様の力不足の尻拭いをさせられていると諦めるしかない。

ロシアのウクライナ侵攻の報道を見てもわかるのだが、欧米系のメディアには、英語を話せるウクライナ人ばかりが登場する。

インタビューされたときに、ウクライナ語でなく英語で答えられれば、話した言葉がそのまま世界に報道される、凄いことだ。

西側諸国の人々にとって、英語が話せる人間は「自由と民主主義」を共有できる「同士」。

英語が通じない人間は「敵」、英語が通じない国は「専制国家」と言う考えが刷り込まれているのではないかと感じるときがある。恐ろしいが本当だ。

日本人も、経済だけでなく、安全保障でも欧米との協調を強化しなければならないのだから、早晩、英語を公用語にせざるを得なくなるだろう。

決して脅かしたり煽っているわけではない。

もういい加減に、日本でしか通用しないガラパゴス言語の日本語を見切って、英語を公用語にしないと、この国は消えてなくなるかもしれない。