「民主主義」の最大のメリットは 政権を倒したいという国民が 武器を持って 命懸けで戦わなくても 「選挙」で政権を倒すことができることだ この機能は素晴らしい

「ヤメ政治家」のコメンテーターは、「政治の力」だ「リーダーシップ」だとよく言うが、笑止千万だ。

政治家を首になったり、勝手に辞めたような「ヤメ政治家」が、「政治の力」だ「リーダーシップ」だなどと、一体どの口が言うのか。

真面目に努力をして、一歩一歩、社会というピラミッドを登って、その経験と成果を携えて政治家になるという「まともな民主主義の時代」は、とっくの昔に終わったようだ。

とにかく「金持ちになりたい」、「目立ちたい」、「人の上に立って威張りたい」、「承認願望を満たしたい」連中が、楽をして政治家という上級国民になりたがる。

人事の世界で有名な「ヤル気と能力の分類」がある。

①ヤル気があって能力が有る人

②ヤル気があって能力が無い人

③ヤル気が無くて能力が有る人

④ヤル気が無くて能力が無い人

人事評価が一番低いのは②の能力が無いのにヤル気が有るタイプ。とにかく扱い難くて一番厄介。

まさに「政治の力」や「リーダーシップ」が大好きな「ヤメ政治家」のようなタイプだ。

そもそも「政治の力」と「リーダーシップ」が、一番発揮されているのは「独裁国家」。おそらくロシアや中国や北朝鮮と言うことになるが、いずれも時代錯誤の「独裁国家」。

ただ、よくよく考えてみたら、急速にデジタル化が進む現在、政治家以上の能力を持つ多くの国民を差し置いて、「家業政治家」や「利権政治家」に政治を任せてしまう我が国の「代表民主主義」にも、時代錯誤の危うさを感じる。

デジタル社会では、直接民主主義だって可能なのだから。いまさら「代表」なんていらないだろう。

そうは言っても、今はまだ過渡期。「代表」を選ぶための「選挙」が必要。

今のところ「代表民主主義」の唯一のメリットは「選挙」

日本の元首である総理大臣と言っても、一議員だから、選挙で落選すれば「ただの人」。

政権政党と言っても、選挙で多数の議席を失えば「政治の表舞台から退場」だ。

政権を倒したいという国民が、武器を持って、命懸けで戦わなくても、選挙で政権を倒すことができる。

この機能は実に素晴らしい。