この国の専門家は「ロシアのウクライナ侵攻は失敗し 西側諸国による経済制裁で ロシアは直ぐに破綻する」と豪語していた しかし 現実は全く違ってきた 専門家なんて占い師以下だということがよく分かった

日本のメディアとロシア政治専門家は、「ロシアのウクライナ侵攻は失敗し、西側諸国による経済制裁で、ロシアは直ぐに破綻する」と豪語していた。

しかし、現実は全く違ってきた。破綻しそうなのは西側諸国の経済の方だ。

それどころか、西側諸国の急先鋒だったジョンソン英国首相は失脚。我が国の保守のリーダー安倍元首相まで亡くなった。

プーチン大統領は政変で失脚するか、病気で長くはもたない」と言っていたこの国のロシア政治専門家は、路地裏の占い師以下だということがよく分かった。

もし、このままウクライナが弱体化して混乱したら、無政府化するおそれまで出てきたくらいだ。

万一、そうなったら、西側諸国がウクライナに送り込んだ膨大な武器が世界に拡散するかもしれない。考えたくもない未来。

それどころか、既に西側諸国の経済制裁に参加する国々と参加しない国々の分断で、西側諸国の不人気が露呈した。

しかも、西側諸国が抱き込もうとした中国やインドには逃げられ、ロシア側に付いてしまった。これは西側諸国にとって大きなダメージ。

10年も経たずに、中国が世界1位、インドもアメリカに並ぶ経済大国になるのだから。

そんな中国やインドが、今さら西側諸国の言いなりにならないなんて、初めから分かっていたことかもしれないが。

中国とインドの人口を合わせると、世界の三分の一。あり得ないとは言え、万一国連決議が「究極の民主主義とも言える人口比」にでもなったら大変だ。国連を中国とインドが支配することになる。

そんな未来小説だって書けるような「何でもあり」となったこの世界。

日本国内で権力闘争に明け暮れている政治家に、そんな世界を相手に、この国の舵取りを任せていたら、日本がどうなるかとても心配だ。