1989年「ベルリンの壁崩壊」で 東側諸国が消えた 今度は「ロシアのウクライナ侵攻」で 西側諸国が消える番かもしれない 日本は 一体 何処へ行くのか これからが正念場だ

ロシアのウクライナ侵攻から半年余りで、ジョンソン英国首相が保守党党首を辞任、首相の座からも去る予定だ。

そして、日本では安倍元首相が亡くなった。

何となく、西側諸国に大きな変動が起こりそうな気配がする。

1989年「ベルリンの壁崩壊」で、東側諸国が消えた。

今度は「ロシアのウクライナ侵攻」で、西側諸国が消える番なのかもしれない。

西側諸国とは一体何だったのだろうと考えてみた。

最近では、「自由と民主主義という価値観を共有する国々」という定義が好まれて使われている。

しかし、実際はそんな崇高なものではないだろう。

「英語を話す白人」が「グローバル・スタンダード」で支配する国々という方が、スッキリするのではないか。

しかし、そんな西側諸国も黄昏を迎えようとしている。

世界の指導権は、西側諸国の手から、豊かな資源と若い人口の増加を背景に経済を躍進させているアジア、アフリカ、中東の国々に移りつつあるからだ。

西側諸国だけがこの世界だと思い込んでいる日本の保守層は、そろそろ、その考えを改めない限り、この国は世界から相手にされなくなるかもしれない。

西側諸国から遠く離れた、アジアの中でもその片隅の国。アジアなのに、アジアが嫌いな日本。

日本は、どこに向かえばいいのか、よく考えないと、イソップ童話のコウモリのようになってしまう。

これからが正念場だ。