西側諸国は「自由と民主主義」と言うイデオロギーのために「資本主義」を捨てて 西側諸国という小さな市場に引きこもろうとしている まるで昔崩壊した東側諸国のような愚かさだ

現在は、アメリカが世界1位の経済大国。
そのアメリカは、いまだに白人優位の国なので、同胞の欧州諸国と大の仲良し。
だから西側諸国というグループを作っている。
そんな西側諸国に入れてもらって喜んでいるのが日本。
西側諸国は既に衰退期に入っているとは言え、日本、ドイツ、イギリス、フランスは、経済力ではまだ世界の上位。
G7のメンバーとして君臨している。
しかし、それも後わずか。
理由は簡単。
西側諸国は、アメリカなどを除けば、どこも日本と同様、元々資源が無く、高齢化が進んで若い人口が増えそうにない国々ばかりだからだ。
人口不足を移民で補完しようにも、政情不安を引き起こしかねないから自ずと限界がある。
そんな西側諸国が衰退する、もう一つの理由は、西側諸国が大好きな「経済制裁」と言う「反競争政策」のせいだ。
「競争を正義」とする「資本主義」と言う価値観を共有しているはずの西側諸国。
それなのに西側諸国は、自ら競争を制限するような「経済制裁」と言う「市場のブロック化」に邁進している。
西側諸国は「自由と民主主義」と言うイデオロギーのために「資本主義」を捨てて、自分たちだけの小さな市場に引きこもろうとしているかのようだ。
まるで、昔崩壊した東側諸国のような愚かさだ。
西側諸国だけの資本主義なんて、行き詰まるに決まっているのに、なぜ西側諸国の指導者は気付かないのだろう。理解不能だ。
よく考えてみれば、西側諸国なんてアメリカ以外は小国の集まりに過ぎない。
その市場規模は、アメリカを除けば、中国1ヵ国にも満たないだろう。
結局、市場をブロック化して競争を制限している西側諸国は、自らの手で自らの経済をぶち壊しているかのように見える。
この世界のほとんどの国が市場経済を取り入れ、最早世界中が資本主義一色となっているのに、国連にはWTO世界貿易機関)はあるが、「公正取引委員会」のような競争政策を担う機関は無い。
もし、国連にそのような機関があれば、西側諸国の経済制裁なんて真っ先に「排除措置命令」の対象になっているだろう。
まあ、国連なんて持ち出さなくても、西側諸国が「自由と民主主義」と言う独善的なイデオロギーに酔って、いつまでも「経済制裁」を乱発していたら、世界からボイコットされていくだろう。
早く目を覚まさないと、西側諸国が世界のお荷物どころか邪魔者扱いされる日が来るかもしれない。
そんな考えたくもない未来から、日本だけは早く抜け出して欲しい。