半世紀以上前 その当時の知識をガリ勉で詰め込んで試験に合格したのが 最後のバージョンアップという老人 それ以降のバージョンアップなど無い ゾンビのような支配層に 好き勝手にさせていたら 日本はお終いだ
細田博之衆議院議長78歳、黒田東彦日銀総裁77歳。失礼を顧みずに申し上げれば、5年後、10年後にご存命かわからない。
第二次世界大戦中に生まれて、戦後の焼け野原で育った人。
テレビはまだ無く、蒸気機関車が走っていた時代に少年時代を過ごしている。
コンピューターも無くITとは全く無縁のソロバンと紙と鉛筆の時代に大学生活を送っている。現在を生きる若者から見たら、筋金入りのアナログ古代人。そんな人が、21世紀のこの国の経済の舵取りをしている。
60年も前に、その当時の知識をガリ勉で詰め込んで試験に合格したのが最後のバージョンアップという老人。おそらくそれ以降のバージョンアップなど無いだろう。
若い人たちは、よく考えた方がいい。「この国をいつまでもゾンビのような老人に好き勝手にさせておいて良いのか」と言うことを。
何十年も前の知識や経験だけで生きているこの国の年老いた支配層を駆逐しないと、日本はお終いだ。
とにかく政治家や官僚、大企業の経営者は老人ばかり。何十年も前の知識や経験だけで生きているだけの老人支配。
そんな老人支配を打破しないと日本に未来はない。
老人支配のこの国でも、政治家なら選挙で当選しさえすればいいのだから、若者にもチャンスがある。
しかしそうは言っても、ほとんどの日本人は政治にあまり期待していない。
選挙に行っても、この世の中を変えることなんて無理。
どの候補者を見ても、代わり映えがしない。
会ったことも無い候補者に、投票したいとは思はない。
政治なんて好きな奴にやらせておけばいい。
ほとんどの人は、選挙について、こんな感じしか持っていないのだろう。
ただそれでは、この国はいつまでたっても、私たちの利益を代表しない「政治家の政治家による政治家のための政治」のままだ。
いつも思うのだが「本当は、選挙に行って投票用紙に自分の名前を書きたい」くらいだ。
ネットが発達した現代、そろそろ私たちの人生を知らない他人に任せる「代表民主制」なんて終わりにして欲しい。
話が、飛躍し過ぎたかもしれないが。
メディアの世界だって、これまでは、プロを自負した連中が情報を独占して発信してきた。
しかし、現在の状況をよく見て欲しい。TwitterやYouTubeのようなSNSを使って、プロにも勝る素人が情報を発信している。そのせいで、既存メディアは崩壊寸前。
政治の世界だって同じだ。そもそも政治なんて、所詮は情報の分析と、分析結果のフィードバックに過ぎない。
ネット以前の時代は、政治家というプロ集団が、情報を独占していたので、そいつらの独壇場だっただけだ。
全ての国民が、即時に情報を把握できるようになった現在、プロと素人の垣根は、取っ払われた。
プロの政治家と素人の国民との間に、情報の格差が無くなった今、プロの政治家の出る幕なんて無くてもいい。
現場を知らない政治家なんて「利権を貪る政治ゴロ」に過ぎない。政治をプロから私たちの手に戻す時が来たのだ。
ネット革命がもたらした、万人による「情報の共有」という追い風に乗って、「政党」や「政治ゴロ」を駆逐しよう。
そうは言っても、私たちが直接、政治を動かせるようになるまでには、まだ時間がかかりそうだ。
その間は、とにかく選挙に行って「政治に毒されていない」少しでも若い候補者を応援しよう。
「若い候補者では不安だ」などと心配する必要はない。日本には優秀な官僚組織あるのだから心配はいらない。
ガンバレ日本。