ロシアのウクライナ侵攻は 日本人を変えた ただ これが良いことか悪いことか まだ分からない

ロシアのウクライナ侵攻は、日本人に猛烈なインパクトを与えた。

日本人の頭の中から憲法9条「戦争の放棄」という甘い考えを吹き飛ばしたくらいだ。

そればかりか、日本の政治にとって自民党以外は必要ないということまで明らかにしてしまった。

困ったことだ。

ロシアのウクライナ侵攻後「日本人の平和ボケ」の話題が沸騰したが、それも漸く沈静化した。

それどころか、一時の興奮状態から覚めて、最近では多くの日本人が我に返って「平和ボケのどこが悪い」と思うようになってきた。

穏やかな日常を取り戻してきたということだろう。

日常を取り戻し、落ち着いて考えてみれば、西側諸国はいつも「自由と民主主義」を「踏み絵」にして、世界を分裂させてばかりいることに気づくはずだ。

そればかりではない、人権の守護者を自認する西側諸国のリーダーたちが、「人権蹂躙の極みである戦争」を止めるどころか煽りまくっているのだ。

そんな西側諸国による経済制裁が、世界の支持を得られないのは当然だろう。

たとえ「平和ボケ」と馬鹿にされようと、戦争を煽りまくる政治家のような冷血な人間にだけはなりたくないと考えるのが、まともな人間だろう。

とにかく、ロシアのウクライナ侵攻は、日本人を変えた。ただ、これが良いことか悪いことかまだ分からない。