アメリカは やがて アジア系とアフリカ系とヒスパニック系アメリカ人の国になる アジア系のアメリカ大統領に戸惑う欧州の白人諸国 そのころには ロシアだってNATOの一員になっているかもしれない

アメリカは白人の国というイメージだ。しかし、既に白人の割合は6割を切っている。白人が5割を切る日も近い。

今は白人がアメリカの支配層の大半を占めている。しかし、WASP（アングロサクソン系白人でプロテスタント教徒のアメリカ人）という言葉は死語になった。

その昔イギリスの植民地の中でも、イギリス人の入植者が多かったアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの4ヵ国に、宗主国イギリスを加えた英語圏の5カ国が仲良しグループを作っている。

ところが、この5カ国のボスのアメリカが、いつの間にか白人国家から脱落しそうなのだ。

アフリカ系のオバマ大統領までなら、白人としても諦めがついたのだろう。

おそらく、ヒスパニック系までなら白人としての許容範囲かもしれない。

しかし、アメリカの大統領がアジア系になったら大変だ。

なぜなら、そこまでいったら、白人の大統領なんて未来永劫、出なくなるかもしれないからだ。

アメリカは、やがてアジア系とアフリカ系とヒスパニック系アメリカ人の国になる。

多人種化が進むアメリカは、最早、白人の国ではなくなりつつあるということだ。

だから、アメリカという国の行く末は混沌としてくるだろう。

アジア系のアメリカ大統領に戸惑う欧州の白人諸国。そのころには、ロシアだってNATOの一員になっているかもしれない。

これからは大変な時代になる。