世界から学ばないばかりか 優秀な人材を育てることも 使いこなすこともできなくなった黄昏老人大国日本 「何とかしないと日本に明日は無い」

日本人は、1980年台のバブル期以降、海外から学ばなくなった。

それまでは、海外に出かけて行っては、日本に無かった商品や技術やビジネスモデルを、積極的に取り入れていたのに。

いつのまにか、傲慢になった日本人。

井の中の蛙」になり、「日本凄い」と自己満足に浸っているうちに、いつの間にか衰退が始まった。

黄昏れていく日本。最早、華々しい技術革新や産業構造の変革などとは全く無縁。

1989年には、世界企業時価総額ランキングのトップ50社の中に、日本の代表的な大企業32社がランクインしていた。

しかし、現在はトヨタ1社のみ。隔世の感だ。

少子高齢化が進む日本。世代交代は進まず、政治も経済も、過去の栄光しか知らない老人支配。だから、やることなすこと時代錯誤。

老人支配の日本社会では、老人受けする、時代遅れの能力と感性が売りの、俗に言う「茶坊主」ばかりが出世する。

経済を牽引する企業も、こんなテイタラクだから、世界と競争するなんて無理な話。

世界から学ばないばかりか、優秀な人材を育てることも使いこなすこともできなくなった、黄昏老人大国日本。

何とかしないと、この国に、明日はない。