アメリカは白人の国というイメージだ。しかし、既に白人の割合は6割を切っている。白人が5割を切る日も近い。 今は白人がアメリカの支配層の大半を占めている。しかし、WASP(アングロサクソン系白人でプロテスタント教徒のアメリカ人)という言葉は死語にな…
この世の中は、不条理に満ちている。 ウクライナで、たくさんの人々が、亡くなっている。 しかし、同じ世界で、支配層や富裕層は、いつもと変わらない日常を、居心地の良い安全な所で過ごしている。 そこから、ウクライナを応援している。 ロシアだって、戦…
日本政府やメディアは、ロシア制裁を声高に叫んでいる。 ただ、よく考えて欲しい。 ロシアや中国という軍事超大国に対して、アメリカと同じように、敵対したければ、日本は、もっと強くならなければ、無理だということを。 近い将来、アメリカという、強い後…
日本は、対ロシア制裁の影響で、これからエネルギーが不足するというのに、「原発再稼働」の話はない。 ロシアに対しても、メディアでは、「制裁で息の根を止めてやる」と言わんばかりの、強気の発言が目立つ。 それなのに、当のメディアでは、憲法改正や軍…
ロシアのウクライナ侵攻を見ていると、この世界の不条理を感じる。 この世界は、未だに、弱肉強食。 平和を愛する人間は、いつも踏み躙られる。 人間が、生きていくのに、戦争はいらない。それなのに、世界中の国々は、軍隊を持っている。戦っている国もある…
日本人の未来は、大変だ。 日本の立ち位置次第では、日本の未来は、大混乱になるかもしれないからだ。 ロシアのウクライナ侵攻で、分かったのだが、日本のメディアや国民の「アメリカ愛」が、尋常じゃない。その一方で、近隣の中国やロシア、北朝鮮や韓国が…
ロシアのウクライナ侵攻以来、「メディアや国民のアメリカ愛」が尋常じゃないと思っていたが、時代が変わったんだなと感じる。 今の日本なら、アメリカに併合してもらうのが、よいかもしれない。 51番目の州の誕生だ。 日本の安全保障の観点からも、お薦め。…
あり得ないことだが懸念がある。 ロシアとウクライナの停戦交渉が整わずに、このまま戦いが長期化し、ゼレンスキー大統領によるNATO諸国への「軍事介入の要請」が、強くなっていくことだ。 ゼレンスキー大統領は、ウクライナを守るために必死。当然そうなる…
米欧に追従して、対ロシア経済制裁を進めている日本。 ただ、政府や国民には、対ロシア経済制裁により、日本が被るであろう、経済へのマイナス影響を回避するための議論が、欠落しているようだ。 そもそも、日本には、石油や天然ガスなどの、発電や基幹産業…
米欧に追従して、対ロシア経済制裁を進めている日本。 ただ、政府や国民には、対ロシア経済制裁により、日本が被るであろう、経済へのマイナス影響を回避するための議論が、欠落しているようだ。 そもそも、日本には、石油や天然ガスなどの、発電や基幹産業…
米欧の為政者とエスタブリッシュメントは 日本とは大違い ダブルスタンダードが当たり前の クールな連中ばかり 世界を手玉に取って 好き勝手に操っているが 常に 自分たちの犠牲は最小限に抑えている手練れだ
太平洋戦争当時、日本の為政者は、日本中から「1銭5厘の殺し屋」を動員した。ところが、ほとんどが素人だったので、数100万人が返り討ちにあった。 亡くなった父が、悲しそうに言っていた話だ。 1銭5厘というのは、太平洋戦争当時の「召集令状」を郵送するた…
資本主義の敗者には 自由と民主主義なんて無縁だ 彼ら彼女らは「自由のために 戦う」という言葉が 実は「為政者とエスタブリッシュメントの自由のために 戦わされている」という言葉だと分かっているのだろうか
ロシアのウクライナ侵攻で、よく分かった。 この世界で、自由を謳歌できるのは、米中露の軍事大国の為政者とエスタブリッシュメント(支配層)たちだけのようだ。 結局、強い国家が弱い国家を蹂躙しても、それに対して弱い国家がいくら集まって、制裁や抗議…
政治家や経営者には高齢者が多い。しかし、孤独には見えない。そう、たくさんの部下や取り巻きがいるからだ。金と権力を持つ者には、孤独など無縁。だから、金と権力を握った者は、その地位にしがみつく。ただそれでは、世代交代が進まず、日本も企業も衰退…
今年も、ノーベル賞の季節が巡ってくる。私のような、法学系の人間にとって、理系の人たちが羨ましい季節だ。法学系の人間でノーベル賞というと、文学賞か平和賞。 卒業した大学の自慢話と言われるかもしれないが、コーネル大学は、卒業生から、ノーベル賞の…
昔、私が学生だった頃、「都市銀行」と呼ばれる大銀行が、13行もあった。それらは、世界ランキングでも、上位の銀行だった。その後、経営破綻した北海道拓殖銀行を除く12行は、統合を経て、3大メガバンクとなった。 当時、就職面接の時に、「御行の気風に惹…
一人一人の国民の努力の結果、経済大国となった日本。その国民が担ぐ神輿に乗るだけの政治家。彼ら、彼女らが「一流国家日本」を創り出したわけではない。政治の怠慢で、いつまでも、国民の幸福や夢をないがしろにしていると、いつ何時、国民が気力を失い、…
時代の影響かもしれないが、ドラマ「半沢直樹」のように、ストーリー展開が早く、たくさんのエピソードが盛り込まれたドラマでないと、最近、面白いと感じなくなった。読書で言う、行間を楽しむという、昔の感覚は消えてしまった。 ドラマ同様、映画もそうだ…
この世界は、ひとつだと思っていた。しかし、違った。この世界には、強い人たちの世界と、弱い人たちの世界のふたつがある。 強い人たちの多くは、生まれながらに、富と幸運を持つ。弱い人たちのほとんどは、生まれながらに、貧しさと不運を持つ。そんな人た…
私は2年間のアメリカ留学後、帰国。新設された総務部「海外法務室」という部署に配属された。海外法務室は、全員、海外のロースクール卒という顔ぶれ。ユニークな職場だった。ただ、社内では「人間動物園」などと揶揄されていた。 しばらくして、初代海外法…
日本では、志望の大学に入れなかった悔しさを抱えている人はいても、大学受験で、青春を犠牲にしたと思う人は、あまりいないだろう。大学は、努力に見合う何かを与えてくれるところだからだ。首相となる菅さんを見ていると、強くそう思う。法政大学で学んだ…
半沢直樹の活躍を毎週ワクワクしながら見ている。しかし、ドラマ「半沢直樹」に、多少の違和感を覚える。そう、銀行の頭取や出向先の証券会社の社長が、半沢直樹にとって、「敵か味方か」、あまり明確に描かれていないからだ。 半沢直樹が、会社人生をかけて…
私たちは、自分の過去を変えることはできない。しかし、未来を変えることはできる。同様に、私たちは、日本の過去を変えることはできない。しかし、未来を変えることはできる。そう、「民主制」という政治により、私たちは、日本の未来を変えることができる…
会社人生、その中で、どれだけ様々な仕事をしなければならないかということを知ったら、誰もが驚くだろう。そこにあるのは、「半沢直樹」以上にドラマチックな世界なのだから。 私は、海外で仕事をしたいと言って鉄鋼メーカーに入社。当時の鉄鋼メーカーは、…
現在の法制度でも、人間ではないが、法律上人格を認められ、契約などの法律行為を有効に行い、権利、義務の主体となることができる資格(権利能力)を認められるものとして「法人」がある。銀行や商社、メーカーやメディアなどの様々な会社や、大学、協同組…
昔は、中学のときに、「知能検査」と「職業適性検査」があった。当時、教師が「知能指数(IQ)が140以上を天才というのだ」と言っていた。実は、私がそうだった。IQのせいか、職業適性検査では、不適性な職業無しという結果だったことを覚えている。 IQ140以…
アメリカの大学生は、日本の大学生とは比べものにならないほど、よく勉強すると言われている。一流大学に限って言えば、これは事実だ。そこで、アメリカの一流大学の学生が、なぜよく勉強するのかという理由について説明しよう。 米国の場合、4年制の学士課…
「グローバルなコロナ感染拡大」により「戦後最長の景気拡大」は、実感のないまま終焉を迎えた。大企業が、低金利、円安、労務費削減などにより蓄えた内部留保も、結局、日本や日本人に還元されることなく、リストラ財源として消えていくのだろう。 国は、政…
なぜか日本には、アメリカの大学に関して、次のような都市伝説的な誤解がある。 (1)アメリカの大学は、入るのは易しいが、卒業するのは難しい。 (2)アメリカでは、どの大学を卒業したかなど、あまり重要ではない。 この都市伝説の由来として、次のよう…
今の日本社会は、貧しい者、生き方が不器用な者、様々な事情で学歴を得られなかった者、就職や転職に失敗した者、さらには、真面目で我慢強いにもかかわらずチャンスに恵まれなかった者に冷たい「敗者復活のない社会」。彼女、彼らのような普通の人たちが、…
今思うと、不思議な体験をしたことがある。2歳のとき母に連れられて品川区の大井町に住む母と同郷の知人(女性)のお宅に伺ったときのことだ。母と私と1歳年上の兄の3人で。 そのお宅には広い庭があり池があった。当時の品川は、今では考えられないような田…